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【写真:Getty Images】
遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)
生年月日:1993年2月9日
日本代表通算成績:30試合2得点
昨季、ブンデスリーガ初挑戦ながらデュエル勝利数1位となった遠藤航はドイツ中に“デュエルモンスター”としてその名を轟かせた。そして今季、シュトゥットガルトでキャプテンを任された遠藤は、開幕戦から全試合にフル出場。ペッレグリーノ・マタラッツォ監督からの信頼も厚いこのMFは、日本代表でも欠かせない存在となっている。
遠藤の特徴は何と言っても対人の強さだ。選手が密集する中盤で相手に囲まれようとこの男が負けることはほとんどない。相手のチャンスの芽を摘み、瞬時に攻撃に転じられるこの男は攻守で日本代表に貢献。中盤の要となっている。タフな試合となるサウジアラビア戦では、このMFの活躍が鍵となるだろう。
【写真:Getty Images】
柴崎岳(レガネス/スペイン)
生年月日:1992年5月28日
日本代表通算成績:51試合3得点
レガネスに移籍後スタメンに定着している柴崎岳は、昨季リーグ戦34試合に出場し2得点3アシストを記録。今季も開幕戦から出場した6試合すべてでスタメン出場している。3日に行われたCDルーゴ戦では見事な無回転シュートで今季初ゴール。過酷な戦いが続くアジア最終予選の最中、調子を上げる柴崎の存在は日本代表にとって好材料だ。
鋭い戦術眼と広い視野を活かし、長短を織り交ぜた正確無比なパスで試合をコントロールする柴崎は、先月行われたオマーン戦と中国戦にフル出場。約1年ぶりの復帰だからか、オマーン戦では低調なパフォーマンスが目立ったが、中国戦では安定したプレーで勝利に貢献した。今回はデュッセルドルフで活躍する田中碧も招集されているが、スタメンはこの男が務めるだろう。
【写真:Getty Images】
鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)
生年月日:1996年8月5日
日本代表通算成績:15試合4得点
昨季フランクフルトでリーグ戦32試合に出場し、リーグ3位となる12アシストを記録。惜しくもUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権は逃したが、5位でUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。しかし、今季は開幕から6試合に出場するも未だ結果を出せず、3日に行われたバイエルン・ミュンヘン戦ではベンチに入ったが出場なしに終わった。
アジア2次予選以降、中盤からのスルーパスやペナルティーエリア深くに切り込んでのクロスなど、攻撃を牽引する活躍で日本代表に定着。しかし、オマーン代表戦と中国代表戦では何も出来ず、その実力は影を潜めた。今季は調子が上がらず苦しいシーズンとなっているが、サウジアラビア戦ではその鬱憤を晴らす活躍を期待したい。