【写真:Getty Images】
トルコのフェネルバフチェに所属する元ドイツ代表MFメスト・エジルが、南アジア系英国人サッカー選手の育成を目的としたセンターを設立することを明らかにした。英『BBC』など複数メディアが伝えている。
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エジルはイングランドサッカー協会(FA)および非政府組織(NGO)「フットボール・フォー・ピース」との協力によりセンターを設立。英国北部ブラッドフォードを拠点とし、南アジア系英国人選手の育成に取り組むとのことだ。
「南アジア系のコミュニティーがサッカーのファンでしかいられないことにいつも驚いていた。プロの世界で活躍する選手や監督たちがもっと出てきてもいいはずだ」とエジルはコメントしている。
英国においてインドやパキスタンなど南アジアをルーツとする住民の総人口は現在300万人以上に達するとされている。だが国内でプロとしてプレーしたサッカー選手はこれまでわずか11人に過ぎないという。
エジルは今年1月にフェネルバフチェへ移籍するまでイングランドのアーセナルでプレーしていた。トルコ系ドイツ人としてドイツ代表の主力となった自らの経験を次世代の選手たちにも伝えたいと考えているようだ。
【了】