【写真:Getty Images】
セルティックの日本代表FW古橋亨梧は加入以来の活躍により現地メディアやファンから高い評価を受けているが、チームが古橋への依存度を高めすぎていることが問題であるとも指摘されている。元スコットランド代表DFのアラン・ハットン氏が英『フットボール・インサイダー』に語った。
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古橋はセルティックでのデビューから公式戦9試合で7ゴールを挙げる活躍をみせ、一躍“新エース”として評価を高めた。9月の日本代表招集時に負傷してしまったが、復帰から2戦目となったアバディーン戦でも先制点を記録して今季アウェイ初勝利に貢献してみせた。
セルティックが古橋に依存しすぎているのではないかとの質問に対し、ハットン氏は「そう思う」と返答。離脱中に代役を務めた選手たちは古橋ほどの可能性を感じさせることができなかったとして、「それが問題だ。彼が負傷したり欠場したりするとセルティックは苦しむことになるのではないか」と語っている。
「キョウゴの復帰はセルティックに大きな違いをもたらした。彼はピッチのどこにいても何かが起こると感じさせる。ちょっとした魔法で一瞬にして試合を変えることができる。胸でのフィニッシュは信じられないほど見事だった。彼にはああいうことができる」とハットン氏は古橋を絶賛している。
今月のワールドカップアジア最終予選に向けて当初は日本代表に招集されていなかった古橋だが、負傷からの復帰を果たしたことで追加招集を受けた。だが前回の代表戦で負傷したこともあり、現地メディアでは代表戦出場への不安も伝えられている。
『MSN』英国版は、古橋の日本代表招集が「ポステコグルー(監督)にとって心配事」だと報道。「セルティックにとっては全く理想的なニュースではない。前回と同じことが起こらないよう願っているだろう」と述べている。
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