8位:日本代表不動の右SB
【写真:Getty Images】
DF:酒井宏樹(日本代表/浦和レッズ)
生年月日:1990年4月12日(31歳)
市場価格:400万ユーロ(約4.8億円)
20/21リーグ戦成績:29試合出場0得点1アシスト(マルセイユ)
2010年に柏レイソルでトップチームデビューした酒井宏樹は、J1に復帰した2011年にスタメンに定着。史上初のJ1昇格1年目でのリーグ優勝に貢献し、その年のJリーグベストヤングプレイヤーに選出された。そして翌年、120万ユーロ(約1.4億円)でドイツのハノーファーに移籍を果たした。
欧州初挑戦の12/13シーズンはリーグ戦13試合の出場に止まったが、2シーズン目にはスタメンに定着した。しかし、4シーズンに渡り主力として活躍したが15/16シーズンにチームが降格。これを機にフランスの強豪、マルセイユに移籍した。リーグ1で低迷するマルセイユではすぐに定位置を確保。ネイマールらスター選手と互角に渡り合う活躍でファンにもすぐに愛され、クラブを代表する選手にまで成長した。そして今夏、浦和レッズに移籍。9年ぶりにJリーグに復帰した。
日本代表不動の右サイドバッグとして活躍した内田篤人の後任に抜擢された酒井宏樹は、今やそのポジションを不動のものにしている。オーバーエイジ(OA)として参加した東京五輪でも攻守渡りチームを支える活躍で、ベスト4進出に貢献した。大会後はJリーグが再開するとすぐにスタメン出場。31歳ながら鉄人の如く、疲れ知らずの活躍で先月25日に行われたFC東京戦でJリーグ復帰後初ゴールを決めている。
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