【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペが、チームメートのFWリオネル・メッシやFWネイマールとの関係について語った。仏紙『レキップ』が5日付でインタビューを伝えている。
今年の夏の移籍市場では、バルセロナ一筋でキャリアを過ごしてきたメッシがPSGへ移籍して世界に衝撃を引き起こした。「ここに来るとは想像もしていなかった。バルセロナを出るとは全く思っていなかったよ」とムバッペも、メッシの加入が驚きであったことを認めている。
メッシの加入によりムバッペがPSGを去ることになるとも予想され、特にレアル・マドリードへの移籍の可能性が盛んに取りざたされた。だがムバッペは「その時にはもう(残留を)決めていた。よく考えてのことだった」と述べ、メッシの動向が自身の去就に影響することはなかったと主張している。
メッシと一緒にプレーする上では、より献身的な役割を引き受けることも厭わないとムバッペは語る。「何も問題はない、ヒエラルキーははっきりしている。メッシが歩いている時に僕が走ることも受け入れるよ。やっぱりメッシはメッシだからね」
一方でネイマールとの関係については、先日の試合でパスを貰えなかったことに対して悪態をついたと報じられたのは事実だったと認めている。だが「サッカーではよくあることだ。その後すぐに彼と話をした。みんな勝ちたいからこそ起こることだし、問題はない」と説明した。
3日のレンヌ戦では3人が揃って先発しながらも枠内シュートゼロで敗戦に終わるなど、“夢の3トップ”は現時点では不発が続いている。期待通りにファンを魅了するようなプレーをこれから見せていくことができるだろうか。
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