ヴィッセル神戸
【ヴィッセル神戸 5-1 浦和レッズ J1第31節】
明治安田生命J1リーグ第31節のヴィッセル神戸対浦和レッズ戦が2日に行われ、ホームの神戸が5-1で勝利を収めた。
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ともに勝ち点54で4位と5位に並ぶ2チームの上位直接対決。大混戦のACL出場権争いを大きく左右する可能性のある一戦は、序盤から神戸の攻撃陣が爆発する展開となった。
まずは前半8分、左サイドの酒井高徳がディフェンスラインの裏へ絶妙なスルーパスを送り、走り込んだ大迫勇也が左足で触ってゴール右へ送り込み先制のゴール。大迫は神戸加入から6試合目での初ゴールとなった。
続いて21分、エリア手前左寄りの位置でFKを獲得すると蹴るのはアンドレス・イニエスタ。壁のDFにもわずかに当たってコースを変えたシュートがゴール右に収まって神戸がリードを広げる。
イニエスタからのFKをトーマス・フェルマーレンが押し込んだ31分のプレーはVAR判定でオフサイドとなり3点目ならず。だがその3分後には大迫からのマイナスのパスを受けたイニエスタがエリア手前から低いミドルを放ち、DFのディフレクションもあってゴールに突き刺さった。
3点ビハインドを背負った浦和も反撃に転じ、前半アディショナルタイムには猛攻を繰り出す。後半立ち上がりの49分には関根貴大からの折り返しに小泉佳穂が合わせて1点を返した。
だが神戸もすぐに浦和の反撃への勢いを断ち切ることに成功。53分にはイニエスタが右サイドから左足で上げたクロスに武藤嘉紀が頭で合わせて3点差を取り戻した。武藤は移籍後初得点から3試合連続のゴール。
さらに84分、交代出場のボージャン・クルキッチがエリア手前でのボール奪取から右足でゴール左隅への低いミドルを決め移籍後初ゴール。攻撃陣の豪華メンバーが期待通りの結果を出した神戸が浦和を粉砕し、3位争いに向けても大きな1勝を挙げた。
【得点者】
8分 1-0 大迫勇也(神戸)
21分 2-0 アンドレス・イニエスタ(神戸)
34分 3-0 アンドレス・イニエスタ(神戸)
49分 3-1 小泉佳穂(浦和)
53分 4-1 武藤嘉紀(神戸)
84分 5-1 ボージャン・クルキッチ(神戸)
【了】