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世界最高額は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング11位~15位。韓国最強FWは何位? 自己最高値から84億円落ちたのは…【2021最新版】

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

11位:世界屈指の万能型

ヨシュア・キミッヒ
【写真:Getty Images】



MF:ヨシュア・キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ代表)
生年月日:1995年2月8日(26歳)
市場価値:9000万ユーロ(約108億円)
20/21リーグ戦成績:27試合4得点10アシスト
21/22リーグ戦成績:6試合3得点4アシスト

 ヨシュア・キミッヒ自身、初のブンデスリーガ挑戦の場がバイエルン・ミュンヘンになるとは思っていなかっただろう。かなりのプレッシャーもあったはずだ。しかし、当時2部のRBライプツィヒから獲得を希望したジョゼップ・グアルディオラ監督の期待に応えるように、1年目から躍動。後半戦には主力も張った。そこから絶対的な地位を築くまで、ほぼ時間はかかっていない。

 センターバックから右サイドバック、中盤までこなすなど傑出したインテリジェンスを誇っており、チームに戦術に柔軟に対応できる。守備対応の良さに豊富な運動量、またブンデスリーガでのアシスト数の多さが示す通り卓越したパスセンスも兼ね備えるなど、何でも一人でできてしまう。現役最高の万能型と言っても過言ではないはずだ。

 そんなスペシャルなスキルを持つキミッヒの市場価値は、バイエルンでの存在感が増すにつれどんどん上昇している。とくにブンデスリーガとチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献した2019/20シーズン終了後からぐんと伸びており、現在はキャリアハイとなる9000万ユーロ(約108億円)という価値がついている。これはバイエルン内だけでなく、ドイツ人選手としてナンバーワンの数字だ。

【了】

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