12位:突如勢いを失ったアタッカー
【写真:Getty Images】
FW:ラヒーム・スターリング(マンチェスター・シティ/イングランド代表)
生年月日:1994年12月8日(26歳)
市場価値:9000万ユーロ(約108億円)
20/21リーグ戦成績:31試合10得点8アシスト
21/22リーグ戦成績:6試合1得点0アシスト
リバプールで頭角を現し、20歳の時にマンチェスター・シティの一員となったラヒーム・スターリング。加入当初から主力として起用されると、2016年より就任したジョゼップ・グアルディオラ監督の元でさらにスキルを磨き、攻撃陣において不可欠な存在に。毎シーズンのようにプレミアリーグで15得点以上を叩き出し、2019/20シーズンには同20得点という大台に乗せている。
しかし、シティ在籍6年目となった昨シーズンに突如としてその勢いが消えることに。終盤戦はベンチを温めることも多く、結果的にプレミアリーグでは前シーズンの半分となる10得点を奪うに留まった。迎えた今季もベンチスタートがほとんどなっており、やはりパフォーマンスレベルも著しくない。攻撃に不可欠なピースだった男は、今や放出の危機にさらされている。
ノリに乗っていた2019年12月時点で、スターリングの市場価値はキャリア最高の1億6000万ユーロ(約192億円)にまでアップしていた。それが今や9000万ユーロ(約108億円)に。約84億円もダウンしてしまうことになっている。まだ26歳と十分やれるだけに、今後の奮起に期待したいところだが…。
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