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アトレティコ・マドリード最新スタメン全選手紹介&フォーメーション。グリーズマンが復帰、ラ・リーガ連覇を狙うベストメンバーは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF紹介

0927-コケ
【写真:Getty Images】



ジェフリー・コンドグビア(中央アフリカ代表/背番号4)
生年月日:1993年2月15日(28歳)

 中盤の底に君臨し、ボックス・トゥ・ボックスでチームに貢献したトーマス・パーティの退団により、その穴を埋めるピースとして獲得したのがジェフリー・コンドグビアだ。昨季は後半途中からの出場が主となったが、守備に定評のあるコンドグビアは試合終盤にチーム引き締め、1点差のゲームを確実に勝利に導いた。

 
 強靭なフィジカルを活かした守備で相手の攻撃の芽を摘み、広い視野と高精度のパスでゲームメイクするコンドグビアは、今季からアンカーに定着。中盤の底で攻守を繋ぎ、タイミングを見てゴール前に運んでいく推進力も持つこのMFは、アトレティコの2連覇に欠かせないピースとなっている。

マルコス・ジョレンテ(スペイン代表/背番号14)
生年月日:1995年1月30日(26歳)

 15/16シーズンにレアル・マドリードでトップチームデビューを果たしたマルコス・ジョレンテは、出場機会をなかなか得られず2019年にライバルのアトレティコ・マドリードに移籍。同クラブでディエゴ・シメオネ監督に守備的MFから右SBやMFにコンバートされるとその才能が開花した。一時はメンバー外となる時期もあったが、献身的なプレーでスタメンを奪取するとリーガを代表する選手に成長した。

 マルコス・ジョレンテは、90分間走り続ける無尽蔵の体力と一切さぼることのない献身的なプレーで攻守に貢献する。今やアトレティコに欠かせない存在となった同選手の市場価値は、加入後2年間で8000万ユーロ(約96億円)にまで跳ね上がった。多くのビッグクラブから獲得が噂される同選手の活躍に注目が集まる。

コケ(スペイン代表/背番号6)
生年月日:1992年1月8日(29歳)

 8歳からアトレティコのカンテラ(下部組織)に入団し、10/11シーズンにトップチームデビュー以降、レンタル移籍などでクラブを出たことのも無く、同クラブに貢献し続ける生え抜きのキャプテン。闘志あふれるプレーでチームを牽引してきたこの男はまさにアトレティコの象徴だ。

 主戦場はボランチだが、インサイドハーフや両サイドハーフもこなし、どのポジションでも変わらず高パフォーマンスを見せるコケは高いユーティリティー性を持つ。さらに、闘志を全面に出しつつも広い視野と冷静な判断で試合全体を把握し、高精度のパスで試合をコントロールするこの男は、アトレティコの心臓と言っても過言ではないだろう。

トーマス・レマル(フランス代表/背番号11)
生年月日:1995年11月12日(25歳)

 ASモナコで頭角を現したトーマス・レマルは、16/17シーズンにキリアン・ムバッペらとともにリーグ1優勝、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4進出に貢献。欧州に旋風を巻き起こした。さらに2018年にはフランス代表の一員として、FIFAワールドカップ2018優勝に貢献。大会後、多くのビッグクラブから関心が寄せられる中、アトレティコ・マドリードに移籍した。

 非凡なテクニックとスピードを活かした鋭いドリブルで左サイドを駆け上がるレマルは、高精度パスでチャンスメイクも得意とする。広い視野を活かし、サイドだけでなくインサイドハーフもこなせるこのMFは、相手の急所を突くパスでゴールを演出。FKも得意とし、幅広いプレーでアトレティコの攻撃を牽引する。

ヤニック・カラスコ(ベルギー代表/背番号21)
生年月日:1993年9月4日(28歳)

 2015年にアトレティコ・マドリードに加入したヤニック・カラスコは10番を背負い、その華麗なドリブルでリーガ・エスパニョーラを無双。ラ・リーガを代表するアタッカーとなった。しかし、全盛期でありながら2018年にまさかの中国スーパーリーグに移籍。2年プレーした後、アトレティコに復帰した。

 凄まじいテクニックで相手を翻弄するカラスコのドリブルは、ファール無しでは止められない。サイドライン付近や密集した局面での突破力は、世界でもトップクラスだ。中国スーパーリーグから復帰後も以前と変わらぬクオリティーを維持しているこの男は、昨季のリーグ優勝に貢献。今季は連覇に向け、さらなる活躍が求められるだろう。

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