【写真:Getty Images】
Jリーグは29日、2022シーズンのJリーグクラブライセンス交付についての判定結果を発表した。45クラブにJ1クラブライセンス、9クラブにJ2クラブライセンスが交付されている。
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ライセンス申請を行っていた55クラブのうち、昨年度と同じ44クラブに加えて、ブラウブリッツ秋田に新たにJ1ライセンスが交付された。新型コロナウイルスの影響による施設基準の例外適用申請が行われた上での交付となる。
J2ライセンスは昨季と同じ7クラブ(秋田を除く)に加えて、新たに申請を行っていたヴァンラーレ八戸とY.S.C.C.横浜に対しても交付が認められた。八戸とYS横浜も施設基準の例外適用申請によるライセンス取得となる。
一方で福島ユナイテッドFCに対しては、「選手の育成体制(アカデミーチーム)」が未充足という理由によりJ2クラブライセンス不交付となった。福島については今後J3クラブライセンス判定が行われる。
混戦の今季J3で現在5位に位置している福島はJ2昇格圏の2位以内への浮上の可能性を残している。だがライセンス不交付により、順位要件を満たした場合でも来季のJ2昇格は不可能となった。
福島の鈴木勇人代表取締役社長はライセンス不交付を受け、「非常に悔しい気持ちでいっぱいです」とコメント。アカデミーチームについては施設の改修など基準達成に向けた速やかな取り組みを行うと説明し、「これで歩みを止めるのではなく、明確になったJ2ライセンスにおける課題解決はもとより、ゆるぎないクラブの成長に向けて着実に準備を進めてまいります」「クラブ一丸となって悲願のJ3優勝を目指します」と今後への意気込みを示している。
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