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世界最高額は誰だ?サッカー選手市場価値ランキング1位~5位。トップは200億円超え!怪物ハーランドを上回るのは…【2021年最新版】

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:プレミア初挑戦となる若きイングランドの才能

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【写真:Getty Images】



MF:ジェイドン・サンチョ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド代表)
生年月日:2000年3月25日
市場価格:1億ユーロ(約130億円)
20/21リーグ戦成績:26試合8得点12アシスト

 ワトフォードとマンチェスター・シティの下部組織で育ったサンチョは、U-17ワールドカップを制覇した17年夏にドルトムントへ移籍。加入2年目の2018/19シーズンより主力に定着し、3シーズン連続で2桁アシストを記録するなど、ドルトムントの攻撃陣を牽引した。

 高い足下の技術を活かしたドリブルと両足から放たれる精度の高いパスで局面を打開できるのがサンチョの凄さだ。ワイドでも中央でも味方選手との連係でゴールに絡むことができる選手で、ブンデスリーガでは104試合で38ゴール51アシストと21歳とは思えない成績を残した。

 21年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍。プレミアリーグ初挑戦となるサンチョは、やや適応に苦しんでおり、第6節終了時点ではゴールに絡むことはできていない。だが、ドイツからプレミアに移籍してきた選手が適応に苦しむのは一般的なことであり、長期的な目線で彼の活躍を見守る必要があるだろう。

 17年夏にドルトムントがサンチョを獲得した時の市場価値は500万ユーロ(6.5億円)。プロデビューしていない選手にこれだけの価値があったこと自体が驚くべきことなのだが、そこからシーズンを追うごとに価値は上昇。公式戦20ゴール20アシストを記録した2019/20シーズンには1億3000万ユーロ(約169億円)まで市場価値が高まった。現在は新型コロナウイルスの影響で1億ユーロ(130億円)に下がっているが、今後プレミアリーグで活躍することができたらその価値はさらに高まることになるだろう。

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