100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高いサッカー選手は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値、成績は9月28日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
5位:リバプール史上最速でプレミア100ゴールを達成したエース
【写真:Getty Images】
FW:モハメド・サラー(リバプール/エジプト代表)
生年月日:1992年6月15日
市場価格:1億ユーロ(約130億円)
20/21リーグ戦成績:37試合22得点5アシスト
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14年冬からプレーしたチェルシーでは活躍できず、ローマなどを経て17年夏にリバプールに加入した。2017/18シーズンからは2季連続でプレミアリーグ得点王のタイトルを獲得。エースとしてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇とプレミアリーグ優勝に大きく貢献している。
リーグの得点王争いに絡めるようになったのはリバプールに加入してから。激しいプレッシングからショートカウンターを志向するリバプールの戦術との相性は抜群で、爆発的なスピードで相手DFを置き去りにし、高い決定力でゴールを積み重ねてきた。
史上初となる5季連続でプレミア開幕戦ゴールを決めるなど、今季も序盤戦からゴールを量産している。第6節ブレントフォード戦ではプレミアリーグ通算100ゴールを達成。リバプールのレジェンド、ロジャー・ハント氏を上回る151試合での100ゴールはクラブ史上最速の記録となった。
サラーがリバプールに加入した当初の市場価値は3500万ユーロ(約45.5億円)だった。そこから2季連続でリーグ得点王を獲得したことで、その価値は大幅に上昇。一時は加入当初の4倍以上となる1億5000万ユーロ(195億円)に到達した。20年からは新型コロナウイルスの影響もあり下降傾向にあるが、全選手で4番目に高い1億ユーロ(約130億円)の市場価値となっている。