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中国代表エースが“レアル戦優先”。今回はアジア最終予選前に早期合流せず

text by 編集部 photo by Getty Images

ウー・レイ
【写真:Getty Images】



 エスパニョールに所属する中国代表FWウー・レイは、レアル・マドリードとの試合に出場するため、予定されていた中国代表への合流を遅らせるようだ。スペイン紙『アス』が伝えている。

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 唯一の欧州組であるウー・レイを除けば全選手が国内組で構成されている中国代表は、9月に行われたワールドカップアジア最終予選の試合に向けて約1ヶ月前から事前合宿を行って準備。ウー・レイも代表戦の直前ではなく数日前から合流し、そのためラ・リーガ第3節のマジョルカ戦を欠場していた。

 10月の試合に向けても同様の予定を組み、今週末のマドリー戦を欠場して代表合宿に合流することを当初は予定していたようだ。だが予定を変更し、10月3日に行われるマドリー戦を終えてからスペインを発つことに決めたとみられている。

 ウー・レイがマドリー戦優先に切り替えたのは、エスパニョールのチーム内で重要度が高まっていることが理由だという。今季リーガでは開幕戦に先発したあと交代出場が続いていたが、第6節アラベス戦では交代から好プレーを見せて勝利に貢献したと評されており、続いて先週末のセビージャ戦では開幕戦以来の先発に返り咲いていた。

 中国代表は10月7日に中立地UAEでのベトナム代表戦、同12日にアウェイでのサウジアラビア戦を予定している。9月にはオーストラリア代表と日本代表に連敗を喫して後がない状況だが、エースの合流の遅れは影響するのだろうか。

【了】

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