【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラ第7節、バルセロナ対レバンテが現地時間26日に行われ、ホームのバルセロナが3-0で勝利した。この日リーグ戦3試合ぶりに勝利したバルセロナは、10ヵ月のぶりに復帰した新10番、アンス・ファティが復帰戦でいきなりゴールを決めた。
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先制点は開始7分、ペナルティーエリア左で相手DF2人の間を抜いたメンフィス・デパイがエリア内で倒され、PKを獲得。相手GKの逆を突き、冷静にゴール左に沈めて先制に成功した。
さらに果敢な攻撃を続けるバルセロナは14分、左サイドをドリブルで駆け上がったセルジーニョ・デストがペナルティーエリア手前で並走するルーク・デ・ヨングにラストパス。相手GKとの1対1を冷静に決めきり、バルセロナ加入後初ゴールで点差を2点に広げた。
その後も攻撃の手を緩めないバルセロナは前半だけで8本のシュートを放ち、相手のシュートを0に抑える完璧な内容で前半を終えた。
そして81分、ルーク・デ・ヨングに代わりアンス・ファティが10ヵ月ぶりのリーグ戦復帰。すると試合終了間際の91分に待望の瞬間が訪れる。
ピッチ中央でアンス・ファティがボールを奪うとそのまま持ち上がり、ペナルティーエリア手前から豪快なミドルシュート。相手GKが反応するも届かず、バルセロナの新10番が復帰戦でいきなりゴールを決めてみせた。
復帰戦でゴール決めたアンス・ファティは試合後「こんなふうに戻れるとは思っていなかった」と話し、さらに「メッシの後を継ぎ、10番を付けることができるのは光栄だ。それを可能にしてくれたクラブとキャプテンのみんなに感謝している」とコメントを残した。
バルセロナの王として君臨したリオネル・メッシの10番を継ぐアンス・ファティが、不遇のシーズンを過ごすバルセロナを救えるのか、さらにこれからどのような歴史を作っていくのか。復帰戦でいきなり主役となったこの18歳の今後の活躍に世界中の注目が集まる。