【写真:Getty Images】
セリエA第6節、インテル対アタランタが現地時間25日に行われ、2-2のドローに終わった。この試合では、インテルのエースストライカーが観る者を魅了するスーパーゴールを沈めている。
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実力拮抗のゲームは開始わずか5分で動いた。右サイドのニコロ・バレッラからクロスが入ると、これに反応したラウタロ・マルティネスがシュートをゴールネットに突き刺している。
この一撃はまさに芸術的なものだった。L・マルティネスはDFの間にポジショニングし、バレッラのクロスに素早く反応。完全フリーになると、最後は倒れ込みながら右足でダイレクトボレーを放った。L・マルティネスと同じアルゼンチン人のGKファン・ムッソはなんとか反応するも、強烈すぎるボールに触れることはできず。シュートはネットをぶち破る勢いで突き刺さった。
ロメル・ルカクがチェルシーへ去ったことで、今季のインテルにおける最大の得点源として注目されているL・マルティネスは、これで早くも今季4点目。監督やサポーターの期待に応えていると言えるだろう。
しかし、L・マルティネスのゴールで先制したインテルだが、30分にルスラン・マリノフスキーに同点ゴールを浴び、その8分後にラファエル・トロイにも点を与えるなど前半で逆転を許すことに。71分にエディン・ジェコのゴールでなんとか同点に追いつくも、終盤のフェデリコ・ディマルコのPK失敗なども響き2-2のドロー決着。勝ち切ることはできなかった。
試合後、スーパーゴールで先制点をマークしたL・マルティネスは『インテルTV』に「僕たちは非常にタフな試合を引き分けたことで、自分たちの質や必要としている闘争心を再び示すことができた」とコメント。また、自身の芸術的なゴールについては「それが自分の最高のゴールだったかどうかはわからないけど、それを振り返る必要がある。ゴールは僕を向上させ、自信を高めさせてくれる」と言葉を残した。