【写真:Getty Images】
【横浜FC 2-2 横浜F・マリノス J1第30節】
明治安田生命J1リーグ第30節の横浜FC対横浜F・マリノス戦が25日に行われ、2-2の引き分けに終わった。
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今季2度目となる横浜ダービー。4月の対戦では横浜FMが5-0の大勝で力の差を見せつけたが、今回は2位と最下位という順位の差を感じさせない好勝負となった。
序盤から一進一退の攻防が繰り広げれる中、前半38分に先手を取ることに成功したのは横浜FC。直前にはアルトゥール・シルバの負傷交代という不運に見舞われたが、交代で入ったジャーメイン良が浮き球の縦パスを受けてエリア右に抜け出し、マイナスへ折り返したボールにサウロ・ミネイロが合わせて加入後初ゴールを蹴り込んだ。
1点ビハインドで折り返した横浜FMも後半に反撃の手を強める。48分にはこぼれ球に反応したマルコス・ジュニオールがエリア中央から強烈なシュートを放ったが、これはGKスベンド・ブローダーセンに触られたあと惜しくもクロスバーへ。
60分にはゴール前に抜け出してシュートを放ったレオ・セアラがブローダーセンに倒され、横浜FMがPKを獲得。これをM・ジュニオールが左隅に決めて1-1の同点とする。
65分にはサウロ・ミネイロが難しい角度から放ったシュートが逆サイドのポスト内側を直撃し、71分には前田大然の決定的なシュートをブローダーセンが弾き出す。両チームの打ち合いが続く中、73分にはS・ミネイロへのラフプレーで2枚目のイエローを受けた渡辺皓太が退場し、横浜FMは10人となってしまう。
だが直後に勝ち越しのゴールを奪ったのは10人の横浜FM。扇原貴宏からの斜めのパスに合わせた前田が左足でゴールに流し込み、得点ランキング単独首位に浮上する今季16点目を挙げた。
逆転を許した横浜FCも諦めず、89分にはもう一度試合を振り出しに戻す。スローイン後の流れからジャーメインが頭で繋いだボールを再びS・ミネイロが押し込んで2-2。さらにアディショナルタイムにも両チームにチャンスがあったが決められず、白熱のダービーマッチは勝ち点1を分け合う結果に終わった。
【得点者】
38分 1-0 サウロ・ミネイロ(横浜FC)
62分 1-1 マルコス・ジュニオール(横浜FM)
76分 1-2 前田大然(横浜FM)
89分 2-2 サウロ・ミネイロ(横浜FC)
【了】