【写真:Getty Images】
セルティックの日本代表FW古橋亨梧は負傷のため戦列を離れており、復帰までにはもう少し時間を要することが見込まれる。だがプレーできない状況でもチームの一員として取った行動が現地メディアの称賛を受けている。
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セルティックに加入して以来公式戦9試合の出場で7得点と順調なスタートを切っていた古橋だが、今月7日に行われたワールドカップ予選の日本代表対中国代表戦で負傷。ひざを痛めて全治3~4週間の見通しとなった。
古橋の負傷後にセルティックは公式戦3試合を戦って1勝2敗と苦戦。23日に行われたリーグカップ準々決勝の試合では2部のレイス・ローヴァーズと対戦したが、この試合では古橋もピッチサイドからチームを応援していたようだ。ウォームアップを終えて一旦ピッチを出る選手たち一人ひとりを激励する様子がカメラに捉えられている。
現地紙『スコティッシュ・サン』はこの様子に注目して古橋を称賛。「古橋亨梧はピッチ上で優れたところを見せてきたが、ピッチ外でも完全にチームの一員であることを示した」と評し、チームメートたちとの関係も非常に良いことが示されたと伝えている。
試合に先立ち、古橋は復帰に向けた個人トレーニングを再開していることも明らかになっていた。チームがSNSで投稿した練習風景の写真の中に小さく写り込んだ姿に注目が集まった形だった。
だがアンジェ・ポステコグルー監督は、古橋の復帰が早まるのではないかという期待に対しては水を差した。「キョウゴは必死に頑張っているが、(10月の)インターナショナルウインドウの前に戻ってくることはおそらくないと思う」と現状についてコメントしている。
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