【写真:Getty Images】
カラバオカップ(リーグ杯)のノリッジ・シティ戦では2ゴールの活躍でリバプールを勝利に導いた南野拓実。今季プレミアリーグでは依然として出場がないが、カップ戦での活躍により状況は変わるのだろうか。
【今シーズンの南野拓実はDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
南野は今季プレミアリーグで開幕から3試合にベンチ入りしながらも不出場に終わったあと、日本代表合流時に負傷。21日に行われたノリッジ戦でようやく今季の公式戦初出場を飾ると、2得点を挙げて高い評価を得ることになった。
プレミアリーグで首位タイに立っているリバプールは、現地時間25日に行われる第6節の試合ではブレントフォードとアウェイで対戦する。来週にはチャンピオンズリーグのポルト戦、プレミアリーグのマンチェスター・シティ戦と重要な試合が控えていることもあり、ノリッジ戦で活躍した南野など控え選手を積極的に起用すべきだという声も現地リバプールファンからは上がっているようだ。
とはいえ、層の厚いメンバーで先発の座を勝ち取るのはやはり容易なことではない。英紙『インディペンデント』や『イブニング・スタンダード』はいずれもリバプールの前線にモハメド・サラー、サディオ・マネ、ディオゴ・ジョッタの先発を予想しており、南野をブレントフォード戦の予想スタメンには含めていない。
地元紙『リバプール・エコー』は25日付記事で、南野はバックアップメンバーとしてリバプールで貴重な存在になることができると評価。チームメートのギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスの状況が、今後の南野が果たすべき役割のモデルになると論じている。
左SBのツィミカスはアンドリュー・ロバートソンの控えとして加入し、昨季のリーグ戦では交代出場2試合のみだったが、今季はすでに5試合中3試合に先発出場している。南野も同様にFWロベルト・フィルミーノのバックアップとして、システムや戦い方を変えることなく必要に応じて起用できる戦力であることがチームにとって重要だと同紙は述べている。
【了】