【写真:Getty Images】
かつてチェルシーやアーセナルなどでプレーした元フランス代表のウィリアム・ギャラス氏が、アーセナルの今夏の補強に疑問を持っている。『Gentingbet』に対する発言を英『ミラー』などが取り上げた。
【今シーズンのアーセナルはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
日本代表DF冨安健洋の加入から復調の兆しを見せているアーセナルだが、8月中は守備が崩壊していた。その一因とも言えるのが、今夏加入したベン・ホワイトのパフォーマンスである。
イングランド代表のホワイトは、現在23歳。アーセナルはこの夏に5000万ポンド(約76億円)の移籍金をブライトンに支払ったと言われている。
一方、好スタートを切ったマンチェスター・ユナイテッドは、レアル・マドリードから経験豊富なDFラファエル・ヴァランを4000万ポンド(約60億円)で獲得し、これが良い補強になっている。
ギャラス氏は、アーセナルの投資について、以下のように語った。
「アーセナルは、まだトップレベルで価値を示していない選手に5000万ポンドを投じた。マンチェスター・ユナイテッドはヴァランに4000万ポンドだ。ベン・ホワイトがイングランド人だからなのかもしれないが、分かるように説明してほしい」
「ヴァランとベン・ホワイトでは、異なるレベルの選手だ。まだ何も証明していない若手にどうすれば5000万ポンドの値段を付けられるのだろうか。敬意は持っている。彼のことは知らないし、素晴らしい選手になることを願っている。ただ、ベン・ホワイトとヴァランを比較することはできないよ。私がフランス人だからではなくてね」
アーセナルが高値で獲得したのは、もちろん今後の成長に期待している部分もある。ここまでは難しいスタートになっているが、のちに安い投資だったと言われるような進化を見せられるだろうか。
【了】