【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラ第6節、レアル・マドリード対マジョルカが現地時間22日に行われ、1-6でレアルが勝利した。マジョルカ唯一となるゴールを奪ったのは、移籍後初先発となったイ・ガンイン。切れ味鋭いドリブルと完璧なシュートで、レアルの牙城を崩している。
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前節から中2日でレアル戦に挑んだマジョルカは、久保建英とイ・ガンインを先発メンバーに並べた。イ・ガンインにとっては移籍後3試合目の出場となるが、初出場のアスレティック・ビルバオ戦は出場から約5分後に久保が交代。ビジャレアル戦では久保と交代しており、両者がリーガで長い時間プレーするのはこれが初めてだった。
しかし、マジョルカは開始わずか3分で先制を許してしまう。さらに、24分にも追加点を決められ、2点のビハインドを負った。しかし、ここで追撃の一撃を決めたのが、初先発の韓国代表FWだった。
久保が右サイドで相手を引き付けて前方にパスをつけると、マシュー・ホッペがワンタッチでイ・ガンインに落とす。前を向いたイ・ガンインはドリブルでペナルティーアーク付近まで運び、左足のシュートでゴールネットを揺らした。
レアルにとってはリードを2点に広げた直後で、一瞬エアポケットが生まれただろうか。イ・ガンインは細かいタッチで相手をかわしていった。エデル・ミリトンとダビド・アラバは続けざまにスライディングタックルを繰り出したが、鮮やかにかわしている。鋭い回転をかけたシュートのコースも完璧で、GKティボー・クルトワが懸命に手を伸ばしても届かないコースへとボールが飛んだ。
イ・ガンインの移籍後初ゴールを反撃のきっかけとしたかったマジョルカだが、その後は失点を重ねて1-6で敗れた。先制点の起点になった久保は前半終了とともに交代。日韓の若きスターの共演は45分に留まった。