【写真:Getty Images】
60歳の副大統領が、自身の保有するクラブの国際試合に自ら出場するという異例の事態が大きな注目を集めることになった。国際試合の史上最年長出場記録を更新したとも報じられている。
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60歳のプレーヤーが誕生したのは、現地時間21日に行われたCONCACAFリーグのインテル・ムンゴタプ(スリナム)対オリンピア(ホンジュラス)戦。この大会はCONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)のチャンピオンズリーグに次ぐ2つ目のクラブ国際大会であり、いわばヨーロッパリーグ(EL)の北中米版だ。
この試合に、インテル・ムンゴタプのオーナー・会長でありスリナムの副大統領でもある60歳のロニー・ブルンスワイク氏が自ら出場。1961年生まれにちなんだ「61番」のユニフォームを来て先発し、キャプテンも務めた。
ロニー氏は21歳の息子であるFWダミアン・ブルンスワイクとともに前線で先発し、54分に交代するまでプレー。だが試合はホームで0-6の大敗を喫する結果に終わっている。公式のスタッツによればロニー氏は17本のパスを出して14本成功し、成功率85%を記録している。
対戦相手のホンジュラスメディアからは、「敬意を欠いている」として批判の声も上がった。だがオリンピアの選手やコーチらは「相手の問題」であるとして意に介することはないという姿勢を取っている。
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