【写真:Getty Images】
カラバオカップ(リーグカップ)3回戦、ノーリッジ対リバプールが現地時間21日に行われ、0-3でアウェイチームが快勝した。この試合では、日本代表FW南野拓実が文句なしの大活躍を見せている。
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ユルゲン・クロップ監督はこの試合で大胆なターンオーバーを採用した。今季ここまであまり出番のないイブラヒマ・コナテやアレックス・オックスレイド=チェンバレン、カーティス・ジョーンズらが先発。南野は左ウイングでのスタメン入りとなり、これが今季リバプールでの初出場となった。
そのリバプールは開始わずか4分で先制に成功する。試合を動かしたのは背番号18南野だった。
コーナーキックをディボック・オリギが頭で合わせると、こぼれ球に南野が反応。難しい体勢だったが右足ダイレクトでゴールへ流し込んだ。日本代表戦士にとってはこれが嬉しい今季初ゴールとなった。
リバプールはその後ノーリッジの反撃に遭うも失点することなく、反対に50分のオリギによるゴールで2-0とリードを広げることに成功している。そして迎えた80分、再び南野が大仕事を果たすことになる。
ボックス右のオックスレイド=チェンバレンからボールを引き取った南野はドリブルで深くまで侵入し、最後はキックフェイントで相手DFのタイミングをズラしてシュート。これがゴールに吸い込まれた。リバプールでの1試合2得点は、昨季のカラバオカップ3回戦、対リンカーン・シティ以来のこととなっている。
3-0勝利に大きく貢献した南野は、サポーターの選ぶノーリッジ戦のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出。23,773票のうち67%が南野、19%がPK阻止を披露したGKクィービーン・ケレハー、7%がオリギとジョー・ゴメスという結果になっている。
試合後にはクロップ監督からも称賛されていた南野。このゲームを機に、今後出場機会が増えることはあるだろうか。