【写真:Getty Images】
バルセロナのロナルド・クーマン監督の解任は時間の問題なのかもしれない。あと数試合は指揮を続行するものの、10月のインターナショナルウィークを目安に監督が交代するのではないかとの予想もスペインメディアで伝えられている。
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先週行われたチャンピオンズリーグ(CL)初戦ではホームでバイエルン・ミュンヘンに0-3の完敗を喫して窮地に立たされたクーマン監督。進退の懸かる一戦になるとも見込まれていた20日のグラナダ戦でもリーガ下位の相手に苦しめられ、終了間際のゴールで辛うじて追いついてのドローに終わった。
スペイン紙『アス』は、それでも即座の監督交代はなく、あと数試合はクーマン監督が指揮を執ると予想。だがすでにクラブからの信頼は失われており、すぐに解任しないのは単純に後任が決定していないことと、解任に伴う金銭的負担の問題だけが理由だとしている。
バルセロナは今後の2週間にカディス戦、レバンテ戦、ベンフィカ戦(CL)、アトレティコ・マドリード戦を予定している。クーマン監督が指揮を執るのはおそらくその4試合が最後であり、10月のリーグ中断期間中には解任されることになるとも予想されている。
新監督候補として、ジョアン・ラポルタ会長が最も強く希望しているのは現ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督だという。10月にはベルギー代表を率いてUEFAネーションズカップ決勝大会を戦うことが予定されているためすぐに引き抜くことは不可能だが、その大会後にクーマン監督と交代させたい考えだとされている。
他にも多くの指導者が各メディアでバルセロナの新監督候補として名前を挙げられている。現アル・サッド(カタール)監督のシャビ・エルナンデス氏や、インテル前監督のアントニオ・コンテ氏、現アヤックス監督のエリック・テン・ハフ氏、ドイツ代表前監督のヨアヒム・レーヴ氏、ユベントス前監督のアンドレア・ピルロ氏、現レスター・シティ監督のブレンダン・ロジャース氏といった面々だ。
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