【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)に加入したFWリオネル・メッシがまだ本調子ではないのは、パリで新居に落ち着くことができていない状況も一因なのかもしれない。新居の候補とされていた超豪華邸宅への入居は断念したとアルゼンチン紙『ナシオン』などが伝えている。
バルセロナを退団してPSGに入団したメッシだが、ここまで公式戦3試合に出場してまだ得点やアシストはなし。19日に行われたリヨン戦では途中交代を告げられ、監督に対して不満げな様子を見せたことも話題となった。
そのメッシは、移籍決定から1ヶ月以上が経過した現在もパリでの新居が決定していないようだ。家族とともにパリ中心部の五つ星ホテルに滞在を続けているという。
メッシの新居候補だと報じられていたのはパリ近郊に位置する超豪華邸宅「パレ・ローズ」。1899年に建設された歴史的宮殿であり、広大な敷地と30の部屋、その他様々な豪華設備を持つ。現在の物件価値は5000万ユーロ(約65億円)とも言われている。
だが邸宅の所有者は、入居を希望しているのがメッシであることを知ると、1ヶ月分の家賃を元々の金額から1万ユーロ(約130万円)も引き上げたという。この値上げを不服として結局メッシ一家は入居を断り、別の新居探しを続けていると伝えられている。
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