【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティからのレンタルでドイツ2部のシャルケに加入した日本代表DF板倉滉だが、やはり噂されていた通りセルティックも獲得を狙っていたようだ。シャルケのルーヴェン・シュレーダーSD(スポーツディレクター)が明らかにしたとして英紙『デイリー・レコード』などが伝えている。
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セルティックは元横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督が就任して以来日本人選手の補強が噂されるようになり、実際にヴィッセル神戸からFW古橋亨梧を獲得。その後もさらなる補強が予想され、特に板倉のレンタルを画策していることが報じられ続けていた。
だが結局板倉は、1部復帰を目指すドイツの名門シャルケに加入することが決定。シュレーダーSDはその交渉の過程について「マンチェスター・シティから彼を獲得するにはかなりの我慢が必要だった」と振り返り、セルティックとの競り合いについて語っている。
「例えばセルティックは彼のことを1年間追い続け、どうしても契約したいと望んでいた。だが我々がなんとか競り勝つことができた。ひたすら待たなければならず、(東京)五輪が終わるまで取引を完了させることができなかった。だがおそらくそれが我々にとってプラスに働いたのだろう」
セルティックは、ポステコグルー監督就任のはるかに前から板倉の獲得を望んでいたということになる。昨季の板倉はオランダのフローニンゲンにレンタルされ、リーグ屈指のセンターバックとして高い評価を得ていた。
シャルケに加入した板倉はすぐに先発に定着して好プレーを見せている。「最終的には待っただけの甲斐があった。我々にとって素晴らしい補強だった」とシュレーダーSDも板倉の加入を喜んでいる。
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