【写真:Getty Images】
UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループH第1節、ラピード・ウィーン対ヘンクが現地時間16日に行われた。敵地に乗り込んだヘンクが0-1で勝利したこの一戦に、伊東純也はフル出場。決勝点をアシストし、チームを勝利に導いた。
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試合開始から相手を押し込んだヘンクは38分、伊東純也を起点にチャンスを作る。右サイドでボールを受けた伊東は、最前線で相手DFを背負うポール・オヌアチュにパスを付ける。これを受けたオヌアチュは強引にターンし、シュートを放った。
後半53分には、敵陣深くで相手からボールを奪取した伊東は鋭いドリブルで相手DF2人を抜き去り、ペナルティーエリア内に侵入。速いグラウンダークロスを入れるも相手DFに阻まれた。
さらに68分、ペナルティーエリア内でフリーでパスを受けた伊東がGKとDF間を抜く鋭いパスを出す。このパスにオヌアチュが合わせ、先制したかに思えたがVARによりオフサイドの判定。ゴールは取り消されてしまった。
その後もチャンスを作り続けた伊東は試合終了間際の91分、1対1で相手を抜き去りクロスを上げた。このクロスに走り込んだオヌアチュが左足で合わせ、決勝点をマーク。終始ヘンクの攻撃を牽引した伊東が、チームを勝利に導くアシストを記録した。
この試合で圧巻のパフォーマンスを見せた伊東のドリブル成功数は、データサイト『WhoScored.com』によると両チーム最多の6回を記録。さらに、決勝点をアシストしたこの男は両チーム最高の8.4点の評価を受けた。
昨季からチームの主軸として攻撃を牽引する伊東は、今やヘンクに欠かせない存在となっている。昨季ベルギーリーグで結果を残したこの日本代表MFは、欧州の強豪が集うELの舞台でも変わらず結果を残すことが出来るだろうか。
【了】