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アーセナル最新スタメン全選手紹介&フォーメーション。冨安健洋は定位置を掴めるか? 熾烈な争いになるポジションは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF紹介

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【写真:Getty Images】


トーマス・パーティ(ガーナ代表/背番号5)
生年月日:1993年6月13日(28歳)

 昨夏、4500万ポンド(約70億円)の移籍金で加入したトーマスだが、昨季は負傷離脱に悩まされたシーズンとなった。アトレティコ・マドリード時代はほとんど負傷したことがなかったため、アーセナルとしては想定外の事態だった。

 今季もプレシーズンで足首を負傷し、開幕3試合を欠場。9月の代表ウィーク明けのノリッジ戦で途中出場を果たすと、投入直後に鋭い縦パスを前線に当てて先制点の起点となるプレーを披露し、レベルの違いをみせつけた。今季こそスペイン時代のようなフル稼働が期待される。

マルティン・ウーデゴール(ノルウェー代表/背番号8)
生年月日:1998年12月17日(22歳)

 昨季後半戦に半年間のローン移籍で加入し、すぐにアーセナルにフィットしたマルティン・ウーデゴール。一旦はローン契約が満了となり、所属元のレアル・マドリードに復帰したが、カルロ・アンチェロッティ新監督の下で構想外となり3000万ポンド(約45億円)の移籍金でアーセナルに完全移籍を果たした。

 昨季よりエミール・スミス=ロウとの共存方法が課題だったが、守備強度のあるトーマスをスタメン起用できれば彼をアンカーに置いて、ウーデゴールとスミス=ロウの2名をインサイドハーフで起用することで解決できるかもしれない。ノリッジ戦の後半はこの形で多くのチャンスを作っていため、今後の主流になる可能性がある。

エミール・スミス=ロウ(イングランドU-21代表/背番号10)
生年月日:2000年7月28日(21歳)

 クラブ生え抜きの若き逸材が今季より背番号10を着用する。昨季は序盤戦を肩の負傷で欠場するも、第15節チェルシー戦で先発に抜擢されると、以降はレギュラーに定着。昨季のプレミアリーグで、スミス=ロウ不在時の成績が18試合5勝3分10敗(勝率27.8%)、出場した試合の成績が18試合12勝4分4敗(勝率66.7%)ということから、彼がどれだけ重要な選手であることがわかるだろう。

 昨季は中盤で主にリンクマンとしての役割を担っていたが、今季はより前に運ぶ意識が高くなっており、開幕から個人技で多くのチャンスを作っている。ゴール直結のプレーが少ないことは課題だが、これが改善されればイングランド代表に招集されてもおかしくないだろう。

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