控えにも実力者揃い
【写真:Getty Images】
アーロン・ラムズデール(イングランド代表/背番号32)
生年月日:1998年5月14日(23歳)
グラニト・ジャカ(スイス代表/背番号34)
生年月日:1992年9月27 日(29歳)
アレクサンドル・ラカゼット(フランス代表/背番号9)
生年月日:1991年5月28日(30歳)
今夏、降格したシェフィールド・ユナイテッドから獲得したアーロン・ラムズデールが正GKのベルント・レノからポジションを奪うかもしれない。前述した通り、レノよりラムズデールの方がボールを繋ぐ意識と質が高く、今季プレミアリーグで初先発となったノリッジ戦では好プレーを連発していた。ハイレベルなアーセナルの正GK争いに注目だ。
今夏に行われたユーロ(欧州選手権)で大活躍したグラニト・ジャカ。ローマへの移籍が間近と言われながらも、移籍金がまとまらずアーセナルに残留して2021/22シーズンを戦うこととなった。開幕戦からスタメン出場が続いていたが、第3節マンチェスター・シティ戦で危険なタックルをしたとして一発退場に。3試合の出場停止処分の間にトーマス・パーティが復帰しており、序列が下がる可能性もあるだろう。
昨季プレミアリーグでチーム最多の13ゴールを決めたアレクサンドル・ラカゼットは、契約が今季終了までと去就が不透明だ。また、サカ、スミス=ロウ、ペペら二列目の選手の台頭もあり、オーバメヤンがCFで出場する機会が増えることが予想されていて、ラカゼットの起用法にも注目が集まる。
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