FW
【写真:Getty Images】
モハメド・サラー(エジプト代表/背番号11)
生年月日:1992年6月15日(29歳)
抜群のスピードと得点力を武器にゴールを重ねる絶対的エースは、今季も開幕から絶好調だ。第4節リーズ戦では、史上5番目のスピードでのプレミアリーグ100ゴール達成となった。
昨季はマネやフィルミーノが例年と比較すると苦しいシーズンを送っていたが、サラーは好調をキープし、2シーズンぶりとなる20ゴール以上を記録した。今季も引き続き得点源としての活躍が期待されるが、22年1月より開催予定のアフリカ・ネーションズカップで最大約1ヶ月離脱予定。リバプールにとっては大きな痛手となるだろう。
ディオゴ・ジョタ(ポルトガル代表/背番号20)
生年月日:1996年12月4日(24歳)
これまで絶対的な9番(センターフォワード)として君臨していたロベルト・フィルミーノを脅かす存在となるのが、ディオゴ・ジョタだ。ユルゲン・クロップ好みの前線からハードワークができる選手で、3トップならどこでもプレー可能なポリバレントな部分も魅力だ。
昨夏にリバプールに加入すると開幕からゴールを量産した。プレミアリーグの出場9試合で5ゴールと結果を残したが、12月初旬に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ミッティラン戦で膝を負傷し、約3ヶ月間の離脱が余儀なくされた。今季は開幕から2試合連続でゴールを決めるなど絶好調。ライバルとなるフィルミーノが第3節で筋肉系の負傷をしたことで、しばらくはスタメン固定での出場が増えそうだ。
サディオ・マネ(セネガル代表/背番号10)
生年月日:1992年4月10日(29歳)
抜群の身体能力を持つサディオ・マネのシュートやハードワークはワールドクラスだ。2016/17シーズンにリバプールに加入して以降、好調をキープしていたが、昨季は新型コロナウイルスや過密日程が影響してか不調気味だった。
ケガがとても少ない選手で、今季も開幕からフル稼働している。タイトル奪還に向けてはマネの復調が必須だろう。しかし、サラー同様に22年1月より開催予定のアフリカ・ネーションズカップで最大約1ヶ月離脱予定。チームにとっては大きな痛手だ。
【了】