控えにも実力者揃い
【写真:Getty Images】
ロベルト・フィルミーノ(ブラジル代表/背番号9)
生年月日:1991年10月2日(29歳)
ハーヴェイ・エリオット(イングランドU-21代表/背番号67)
生年月日:2003年4月4日(18歳)
南野拓実(日本代表/背番号18)
生年月日:1995年1月16日(26歳)
味方からボールを引き出すことが得意なロベルト・フィルミーノは、攻撃の組み立てをする上で重要な役割を担っている。しかし、ディオゴ・ジョタの台頭や得点力不足もあり以前ほど絶対的な存在ではなくなりつつある。今季は第3節チェルシー戦で初先発を果たすが、ハムストリングを負傷。長期離脱は免れたが、ライバルのジョタからは一步出遅れる形となりそうだ。
昨季、2部ブラックバーンで大活躍した18歳のハーヴェイ・エリオットが今夏に復帰。プレシーズンから好調を維持し、プレミアリーグでは4試合連続で出場するなどトップチームでもポジションを掴みつつある。しかし、第4節バーンリー戦で足首脱臼の大怪我を負い、数ヶ月の離脱が予想されている。
エリオット同様にローン移籍から復帰した南野拓実だが、今季は開幕から出番を得られずに序列は下がっている。加えて9月の代表ウィーク中に右太ももを負傷したことで、控えメンバーで戦うことが濃厚な9月の第3週に行われるリーグカップ戦に出場できない可能性もある。前述した通り、サラーとマネがアフリカ・ネーションズカップで離脱するが、その機会で出番を得るには、限られた出場機会でアピールすることが必須となっている。
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