ミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは4ヶ月ぶりの復帰戦となった試合でいきなりのゴールを挙げ、改めて健在ぶりをアピールした。次はチャンピオンズリーグ（CL）で新記録を達成できるチャンスもありそうだ。

【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで！
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】

　イブラヒモビッチは現地時間12日に行われたセリエA第3節のラツィオ戦に交代出場すると、そのわずか7分後にスルーパスを受けて今季初ゴールを記録。昨季終盤の5月に負傷して以来初めての公式戦出場だったが、すぐに結果を出してみせた。

　ミランの次の試合は15日にアウェイで行われるCLグループステージ初戦のリバプール戦。ミランにとっては8年ぶりの復帰となる欧州最高峰の舞台であり、イブラヒモビッチ自身もマンチェスター・ユナイテッドに所属していた2017年以来4年ぶりにCLの舞台に立つことになる。

　リバプール戦の時点で39歳347日となるイブラヒモビッチは、今季のCLでゴールを決めれば大会最年長ゴール記録を更新することができる。グループステージ第3節以降での得点なら史上初めてCLでゴールを挙げた40台選手にもなる。

　現時点でCLの最年長ゴール記録となっているのは、元ローマのフランチェスコ・トッティ氏が2014年に記録した38歳59日。前身の大会を含めても1960年にアヤックスのウィリー・オルセン氏が記録した39歳218日が最年長であり、すでにイブラヒモビッチはこの年齢を上回っている。

　ミランはCLでリバプールの他にアトレティコ・マドリード、ポルトと同居するという厳しいグループに入っている。決勝トーナメント進出を果たすためにもイブラヒモビッチのゴールが必要とされそうだ。

【了】