【写真:Getty Images】
アーセナルに加入した日本代表DF冨安健洋は11日に行われたプレミアリーグ第4節のノリッジ・シティ戦に先発してデビューを飾り、今季のチーム初白星となる1-0の勝利に貢献した。英国メディアでは今後のさらなる活躍に向けて期待が高まっている。
【今シーズンの冨安健洋はDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
右サイドバックとして先発した冨安は62分に交代するまでプレー。フル出場ではなかったにもかかわらずチーム最多となる10回のデュエル勝利を記録したほか、前半終了間際にはあわや初ゴールかという惜しいボレーシュートを放つ場面もあった。
アーセナルのレジェンドである元イングランド代表FWのイアン・ライト氏も「素晴らしいデビューだったと思う」と英『BBC』で冨安についてコメント。ミケル・アルテタ監督も試合後に賛辞を送り、SNS上のファンからも称賛のコメントが相次ぐなど、デビュー戦のパフォーマンスは各方面から高い評価を受けている。
『ESPN』英国版は13日付記事で、「冨安健洋はアーセナルの抱える守備の問題に対する答えになり得る」と論じた。マンチェスター・シティ戦では5失点を喫するなど守備が崩壊していたが、冨安の加入がその改善に繋がる可能性があるとして期待を示している。
昨季のボローニャでの冨安のスタッツは、90分あたりのタックルや空中戦、インターセプトなど多くの項目でアーセナルの他のDF陣を上回っていたと同メディアは指摘。複数のポジションをこなせることも高く評価し、「チームを正しい方向へ向かわせる能力と意欲を持った才能ある若いDF」だと述べている。
【了】