【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ第4節、ボルシア・メンヒェングラートバッハ対ビーレフェルトが現地時間12日に行われ、3-1でボルシアMGが勝利を収めた。ビーレフェルトの奥川雅也はこの試合に先発し、一時は同点となる貴重なゴールを決めている。
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先制したのはボルシアMG。キャプテンのラース・シュティンドルがミドルレンジから右足を振り抜くと、相手のかかとに当たってコースが変わったボールがゴールネットに吸い込まれる。しかし、1-0で前半が終わりそうなタイミングで、ビーレフェルトが試合を振り出しに戻した。
中盤でインターセプトしたマヌエル・プリートルが前線へパスを送る。DFラインの裏に抜け出した奥川はGKとの1対1となったが、左足のシュートはGKヤン・ゾマーに防がれてしまう。しかし、こぼれ球を奥川がGKの頭上に浮かせてゴールを決めた。
一旦は副審がオフサイドフラッグを上げたが、VARによりオンサイドが確認された。奥川はDF間に生まれたスペースを見逃さず、オフサイドラインぎりぎりのところから動き出している。一度はGKに防がれたが、そこで諦めずにこぼれたボールに反応した。奥川のゴールへの意識と集中力が生んだゴールとも言えるだろう。
開幕から3試合連続引き分けのビーレフェルトは1-1で前半を終えたが、後半に2失点を喫して今季初黒星という結果に終わった。今季初ゴールを決めた奥川は77分までプレーしたが、データサイト『WhoScored』によると、放ったシュートはゴールシーンの2つだけだった。奥川は開幕から4試合すべてに先発しているが、ビーレフェルトが浮上するためには、さらなる活躍が求められる。