【ガンバ大阪 2-3 ベガルタ仙台　J1第28節】

　明治安田生命J1リーグ第28節のガンバ大阪対ベガルタ仙台戦が12日に行われ、アウェイの仙台が3-2で勝利を収めた。

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　リーグ戦3連敗中で11試合白星のない仙台は、J1残留に向けてこれ以上負けるわけにはいかない状況。一方のG大阪もまだ安泰ではなく、2連敗を止めて勝ち点を積み重ねたいところ。

　試合は前半終了間際にかけて目まぐるしく動き出す。まずは37分、蜂須賀孝治からのクロスに富樫敬真がヘディングで合わせて移籍後初ゴールを挙げ、アウェイの仙台が先制点を奪うことに成功する。

　G大阪もそのわずか2分後、小野裕二の負傷により前半途中から出場していた矢島慎也がヘディングで同点ゴール。だが仙台は42分にFKから再び富樫がヘディングで自身2点目を挙げ、1点リードを取り戻して前半を折り返した。

　後半に入って押し込んだG大阪は、矢島の折り返しを蜂須賀が腕で止めたプレーでPKを獲得。パトリックがゴール左への低いシュートを冷静に決めて再び試合を振り出しに戻す。

　79分には交代出場の西村拓真が敵陣内左サイドでスルーパスを受けてドリブルで持ち込み、右足での鮮やかなシュートをゴール右へ。今季最多の3得点を挙げた仙台が12試合ぶりの白星を挙げ、残留圏浮上に向けて望みを繋ぐ結果となった。

【得点者】
37分 0-1 富樫敬真（仙台）
39分 1-1 矢島慎也（G大阪）
42分 1-2 富樫敬真（仙台）
60分 2-2 パトリック（G大阪）
79分 2-3 西村拓真（仙台）

【了】