【写真:Getty Images】
代表チームへの招集拒否により今週末の試合に出場停止となることが見込まれたプレミアリーグクラブ所属の選手たちは、処分を免れることになった。英『スカイ・スポーツ』など複数メディアが伝えている。
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今月上旬のインターナショナルウインドウで、プレミアリーグのクラブは英国政府が「レッドリスト」に指定した各国の代表チームへの選手派遣を拒否。帰国後に隔離義務が生じる選手たちの派遣に応じない姿勢を取っていた。
クラブが代表チームへの選手派遣を拒否した場合、派遣を拒否されたサッカー協会からの要請があれば、国際サッカー連盟(FIFA)は選手に対してインターナショナルウインドウ終了後5日間の試合出場を禁じることができる規定が存在している。ブラジル、メキシコ、チリ、パラグアイの各国協会がこの要請を行い、計11人の選手が出場停止となることが見込まれていた。
だがFIFAやプレミアリーグ、イングランドサッカー協会(FA)などとの協議を経て、最終的に4ヶ国の協会はFIFAへの要請を取り下げることを決めたようだ。これにより、各選手は出場停止処分を免れることになる。
出場停止となる可能性があったのはブラジル代表のGKアリソン、MFファビーニョ、FWロベルト・フィルミーノ(以上リバプール)、GKエデルソン、FWガブリエウ・ジェズス(以上マンチェスター・シティ)、DFチアゴ・シウバ(チェルシー)、FWラフィーニャ(リーズ)、MFフレッジ(マンチェスター・ユナイテッド)、パラグアイ代表のMFミゲル・アルミロン(ニューカッスル)、メキシコ代表のFWラウール・ヒメネス(ウルヴァーハンプトン)、チリ代表のDFフランシスコ・シエラルタ(ワトフォード)の11人。出場停止回避により、現地時間11日から12日にかけて行われるプレミアリーグ第4節の各試合に出場可能となる。
【了】