【写真:Getty Images】
プレミアリーグのクラブが代表チームへの招集を拒否した選手たちが、国際サッカー連盟(FIFA)の規定により今週末のリーグ戦などへの出場を禁じられることが確定したようだ。英『BBC』など複数メディアが伝えている。
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プレミアリーグのクラブは今回のインターナショナルウインドウで、帰国後に隔離措置が必要となる「レッドリスト」各国の代表チームに招集された選手たちの派遣を拒否することを決定。実際に多くの選手が代表に合流せずクラブに残ることになった。
規定によりFIFAは、選手の招集を拒否されたサッカー協会からの要請があれば、その選手がインターナショナルウインドウ直後の5日間に行われる試合に出場することを禁じる措置を取ることができる。ブラジルなどの要請によりその規定が適用されたようだ。
出場禁止処分の対象になるとされているのは、ブラジル代表のGKアリソン、MFファビーニョ、FWロベルト・フィルミーノ(以上リバプール)、GKエデルソン、FWガブリエウ・ジェズス(以上マンチェスター・シティ)、DFチアゴ・シウバ(チェルシー)、MFフレッジ(マンチェスター・ユナイテッド)、FWラフィーニャ(リーズ)、メキシコ代表のFWラウール・ヒメネス(ウルヴァーハンプトン)、パラグアイ代表のMFミゲル・アルミロン(ニューカッスル)、チリ代表のFWフランシスコ・シエラルタ(ワトフォード)の各選手。
これらの選手たちは、今週末に開催されるプレミアリーグ第4節の試合に出場できないことになる。また、フレッジに関してはユナイテッドが14日火曜日に戦うチャンピオンズリーグ初戦のヤング・ボーイズ戦も対象となる。
エバートンのFWリシャルリソンもブラジル代表への招集に応じなかった。だがブラジルサッカー連盟はエバートンがリシャルリソンの東京五輪(東京オリンピック)出場を認めたことへの感謝として、今回の出場禁止要請の対象から同選手を唯一外したとみられている。リシャルリソンは東京五輪得点王に輝き、U-24ブラジル代表の金メダル獲得に大きく貢献した。
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