アーセナルへの移籍が決定したDF冨安健洋は、日本代表でのプレーを終えていよいよ新チームに合流することになる。今週末にさっそくのデビューを飾る可能性はあるのだろうか。

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　冨安は夏の移籍市場最終日となった8月31日にボローニャからアーセナルへの移籍が決定。その手続きの影響により代表チームへの合流を遅らせ、2日に行われたカタールワールドカップ・アジア最終予選のオマーン代表戦は欠場したが、7日にドーハで行われた中国代表戦には先発でフル出場した。

　アーセナルの次の試合は現地時間11日に行われるプレミアリーグ第4節のノリッジ・シティ戦。新加入直後となる冨安がさっそく起用されるかどうかは定かではないが、現地メディアやファンからの期待は高まっている。

　アーセナルは開幕3連敗で最下位という最悪のスタートを切ってしまっており、同じく3連敗のノリッジとの対戦は絶対に落とすわけにはいかない。「今季初勝ち点に向けてチームにインスピレーションを与える何かが必要」であり、「新加入の冨安健洋がその起爆剤になるかもしれない」と英メディア『トークスポーツ』は見通しを示している。

　冨安のアーセナルでのデビューについては「早ければ今週末のノリッジ戦でその機会が訪れるかもしれない」と同メディアは予想。だが出場を確実視はしておらず、「ノリッジ戦が早すぎるようであれば18日のバーンリー戦になるだろう」と見通しを示している。

　一方で、移籍決定後の最初の試合となった中国戦を観戦したアーセナルファンからの期待も高まっているようだ。中国の攻撃に脅かされる場面は少なかったとはいえ、両足を問題なく使えることや落ち着いた球捌きなどについてSNS上で称賛のコメントが数多く投稿されていたことを英『HITC』や『フットボール・ロンドン』などが紹介している。

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