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日本代表 3年前

日本代表、全選手パフォーマンス査定。W杯アジア最終予選2試合をポジション別に3段階評価、アピールに成功したのは…【W杯アジア最終予選】

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by JFA

日本代表は今月2日から始まった FIFA ワールドカップカタール2022・アジア最終予選の2試合を消化。7大会連続の出場を目指す日本代表は、オマーン代表にホームでまさかの敗戦を期したものの、続く中国代表には勝利。最終予選で初白星をあげた。そこで今回は選手たちのパフォーマンスを試合ごとに振り返り、現時点でのポジションごとの序列を3段階で評価する。

MF

久保建英
【写真:Getty Images】



オマーン戦:遠藤航(フル出場)、柴崎岳(フル出場)、伊東純也(63分OUT)、鎌田大地(70分OUT)、原口元気(45分OUT)、堂安律(63分IN)、久保建英(70分IN)

 前半は中央を固め、自陣深くまで引いて守備をしてきたオマーン代表を崩すことが出来す、決定的なチャンスを作れたのは1回のみ。後半には途中出場した久保建英と堂安律を起点に右サイドから攻撃を試みるも、相手の牙城を崩すことは出来なかった。守備面では遠藤と柴崎の間を上手く使われたりと、終始かみ合っていない印象を受けた。

中国戦:遠藤航(フル出場)、柴崎岳(フル出場)、伊東純也(76分OUT)、久保建英(フル出場)、原口元気(50分IN)、鎌田大地(76分OUT)

 オマーン代表同様に自陣深くまで引いて守ってきた中国代表戦は、久保建英を起点に中央とサイドの両方で再三に渡りチャンスを作った。ペナルティーエリア手前からパスのリズムを上げた連係でDFラインを崩しにかかる攻撃をしていたが、前半40分にこの日初めてのカウンターから先制点を奪取。伊東純也のスピードを活かした突破から先制点を演出した。

MF査定

 終始違いを見せつけた久保建英と遠藤航の存在感はやはり別格。味方との連係からでも、個の力でも突破できる久保の存在は、日本代表の攻撃に多くのパターンをもたらす。また、この2戦に先発出場した伊東純也は不動。柴崎岳や原口元気は、パフォーマンス次第でベンチやメンバー外となる可能性もあるだろう。

A評価:遠藤航、伊東純也、久保建英
B評価:柴崎岳、鎌田大地
C評価:原口元気、堂安律
南野拓実、守田英正(出場機会なし)

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