【写真:Getty Images】
レッドブル・ザルツブルクに所属するFWカリム・アデイェミは、ドイツ代表デビューを飾っていきなりのゴールを記録した。昨季のチャンピオンズリーグ(CL)でも衝撃的なゴールを記録していた19歳は、移籍市場でも注目の存在となっている。
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オーストリアでデビューを飾り、ドイツ・ブンデスリーガでのプレー経験はないアデイェミだが、今月行わているカタールワールドカップ欧州予選に向けてドイツA代表に抜擢。5日に行われたアルメニア代表戦に交代出場すると、代表デビューからわずか9分後には6-0の大勝を締めくくる初ゴールを記録してみせた。
アデイェミは、過去数年にアーリング・ブラウト・ハーランドをはじめとする有望な若手選手を数多く輩出してきたザルツブルクが生んだ新スター候補。イングランドへ移籍した昨季得点王パトソン・ダカに代わる新エースとして、今季オーストリアリーグ第6節までを終えた時点で得点ランキング首位の6ゴールを挙げている。
先発での出場がまだ少なかった昨季はリーグ戦7得点にとどまったとはいえ、欧州の舞台でもすでにその高い能力を示していた。CLグループステージ第5節のロコモティフ・モスクワ戦では、相手のミスを逃さずハーフウェインライン付近でボールを奪うと猛烈なスピードで相手陣内を独走し、追いついたDFも鋭いフェイントで抜き去ってそのまま一人でゴールを決めてしまった。
独紙『ビルト』が伝えたところによれば、市場価値2000万ユーロ(約26億円)と見積もられるアデイェミにはすでにリバプールやバルセロナ、バイエルン・ミュンヘンなどが関心を示しているという。今後の移籍市場で争奪戦の対象となるかもしれない。