【写真:Getty Images】
カタールワールドカップ欧州予選・グループCのスイス代表対イタリア代表戦が現地時間5日に行われ、0-0の引き分けに終わった。イタリアはこの試合に負けなかったことで、国際試合連続無敗の世界新記録を達成している。
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ユーロ2020(欧州選手権)で優勝を飾ったあと、今月2日のブルガリア代表戦では1-1のドローに終わっていたイタリア。スイス戦ではPKのチャンスもあったがMFジョルジーニョが失敗してしまい、2試合連続で白星を逃す結果となった。
それでも敗戦を免れたイタリアは、これで国際Aマッチ36試合連続の無敗。ブラジル代表が1993年から96年にかけて、またスペイン代表が2007年から2009年にかけて達成していた35試合連続無敗の記録を塗り替えた。
イタリア代表が最後に敗れたのは2018年9月に行われたUEFAネーションズリーグのポルトガル代表戦。以来3年間にわたって、ユーロ予選および本戦、ワールドカップ予選、国際親善試合の合計36試合で27勝9敗という成績を残してきた(PK戦は引き分け扱い)。
一部ではブラジル代表が達成した記録を36戦連続無敗とし、イタリアはその記録に並んだもののまだ超えてはいないと伝えているメディアもある。だがブラジルが36戦無敗となるのはルーマニアB代表と2-2で引き分けた試合を含めた場合であり、国際Aマッチに限れば35試合だった。
イタリアはこれで欧州予選5試合を終えて3勝2分けでグループ首位と順調。前回大会ではまさかの予選敗退の屈辱を味わったが、ユーロ優勝に続いてワールドカップでも復活を成し遂げようとしている。
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