欧州主要国の2021/22シーズン夏の移籍市場が現地時間8月31日に幕を閉じた。今夏も様々なビッグディールが誕生したが、最も高額な移籍金が支払われた選手は誰だったのだろうか。今回は、21/22シーズン夏の移籍金ランキングを紹介する。(移籍金、市場価格は『transfermarkt』を参照)
5位:高すぎるという声も…
【写真:Getty Images】
DF:ベン・ホワイト(イングランド代表)
生年月日:1997年10月8日(23歳)
市場価格:2800万ユーロ(約34億円)
移籍先:ブライトン→アーセナル
移籍金:5850万ユーロ(約70億円)
20/21リーグ戦成績:36試合0得点0アシスト
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16歳でブライトンの下部組織に入団し、2016年にトップチームデビュー。その後はニューポートカウンティやピーターバラ・ユナイテッドへレンタル移籍し経験を積んでいる。転機となったのは2019年、リーズ・ユナイテッドへのローン加入で、マルセロ・ビエルサ監督の指導を受け急成長。ブライトンに戻った昨季も主力として活躍し、今年にはイングランド代表初招集も果たしていた。
その成長ぶりをアーセナルに高く評価されたことで、今夏に名門入りが決定。移籍金は5850万ユーロ(約70億円)とされており、アーセナル史上3番目に高額なものとなった。しかし、足元の技術こそピカイチだが、一部ではセンターバックながら空中戦やフィジカルの強さが平凡ということで「移籍金が高すぎるのでは?」という声もあがっている。大歓迎を受けたとは言い難いだろう。
イングランド代表DFはプレミアリーグ第1節ブレントフォード戦でさっそくアーセナルデビューを果たした。しかし、空中戦でほぼ競り負けるなどサポーターの不安が早くも的中してしまい、昇格組相手にDFとしては屈辱的な複数得点を献上。その後、新型コロナウイルスに感染し離脱と、新天地でのスタートは最悪なものとなってしまった。ここから立て直していけるか、注目したい。