【写真:Getty Images】
欧州の各リーグでは2021/22シーズンが開幕した。クラブの象徴、リオネル・メッシの退団により新たな時代を迎えたバルセロナは、アンス・ファティが10番を継承。若き新エースとともにリーグ王座奪還、そしてチャンピオンズリーグ(CL)制覇を目指す。
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就任2年目を迎えたロナルド・クーマン監督は、基本フォーメーションを3-5-2から4-3-3へと変えるものとみられる。21/22シーズンの基本先発メンバーは次のようになるだろう。
開幕戦でゴールマウスを守ったのはネトだったが、第3節でマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが怪我から復帰。安定感抜群の守護神が今年もバルセロナのゴールマウスを死守する。
最終ラインのジェラール・ピケとジョルディ・アルバは今季も不動。センターバックはクレマン・ラングレや昨季台頭したロナウド・アラウホがいるが、新加入のエリック・ガルシアの起用が多くなると予想する。昨季加入後、攻撃面で存在感を残すセルジーニョ・デストも、右SBを不動のものにしつつある。
中盤は昨季から大きく変わることはなさそうだ。リオネル・メッシから第1キャプテンを引き継いだセルヒオ・ブスケッツがアンカー。その前にはペドリとフレンキー・デ・ヨングが並ぶことになる。第3キャプテンに昇格したセルジ・ロベルトはこの3つのポジションと右サイドバックに厚みをもたらす存在だ。
そしてメッシの10番を受け継ぎ、新エースとなったのはアンス・ファティだ。カンテラ(下部組織)の若きエースがこれからのバルセロナを牽引する。今夏リヨンから加入したメンフィス・デパイは、ここまでリーグ3戦で2得点1アシストを記録。マルティン・ブライスワイトも開幕戦で2得点を挙げたが、故障中のウスマン・デンベレやセルヒオ・アグエロも間もなく復帰する。さらに今夏、セビージャからルーク・デ・ヨングがローンで加入した。と、前線には多くの駒が揃うが、右からデパイ、アグエロ、ファティという並びがベストになりそうだ。