【サンフレッチェ広島 1-1 ヴィッセル神戸　J1第24節】

　明治安田生命J1リーグ第24節のサンフレッチェ広島対ヴィッセル神戸戦が5日に行われ、1-1の引き分けに終わった。

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　神戸は日本代表の大迫勇也を欠いての戦いとなるが、前節を欠場した武藤嘉紀が先発で復帰。もう一人の新加入FWであるボージャンも初のベンチ入りを果たした。

　前半は広島がドウグラス・ヴィエイラのゴール左隅を捉えたシュート、神戸が武藤の鋭いミドルシュートなどでゴールを脅かしたが両GKの好守もありゴールならず。ともに無得点で45分間を折り返す。

　58分には武藤を倒したハイネルが2枚目のイエローカードで退場となり、広島は数的不利に追い込まれてしまう。だが66分にはエリア手前右寄りの遠い位置からのFKを東俊希が左足でゴール右上に突き刺し、10人の広島が先制点を奪った。

　しかし神戸も72分、左サイドの初瀬亮からのクロスに佐々木大樹が頭で合わせて同点。佐々木の今季初ゴールは神戸にとってJ1通算1000点目のメモリアルゴールとなった。

　神戸はデビュー戦となるボージャンも投入して逆転を目指したが、そのまま1-1で試合終了。試合数が揃ったところで3位に再浮上した神戸だが、4位以下には勝ち点1差で3チームが並ぶ大混戦が続いている。

【得点者】
66分 1-0 東俊希（広島）
72分 1-1 佐々木大樹（神戸）

【了】