【写真:Getty Images】
リオネル・メッシに対して“殺人タックル”を食らわせて問題となったベネズエラ代表DFルイス・アドリアン・マルティネスが、自身のツイッターアカウントで謝罪のメッセージを投稿した。だがその内容がまたしても物議を醸している。
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アルゼンチン代表とベネズエラ代表は現地時間2日に行われたカタールワールドカップ南米予選の試合で対戦。この試合でマルティネスは、前半にメッシへの危険なタックルを食らわせてレッドカードを提示された。
マルティネスのタックルは足の裏でメッシのすねを捉える非常に危険なプレー。アルゼンチン『TyC』は「レッドどころか刑務所行きだ!」と自国のエースを襲ったラフプレーに憤慨していた。
マルティネスは4日に謝罪のメッセージを投稿したが、その文言が新たな問題を生んでしまっている。「今日は言葉がない。僕のことを知っている人なら、僕が他の選手の体を傷つけようとすることは決してないと分かっている。コーチングスタッフ、チームメートのみんな、僕らを心から応援してくれているベネズエラサポーターの全員に謝罪したい。僕は母国を愛しており、自分で責任を負う」と同選手はコメント。謝罪の言葉はベネズエラ側にのみ向けられており、メッシやアルゼンチン側への言及はない。
このメッセージは“炎上”する形となってしまい、各国メディアも反応。スペイン紙『ムンド・デポルティボ』は「マルティネスがメッシ以外の全世界に謝罪」、『マルカ』紙は「奇妙な謝罪」と伝えている。
メッシは幸いこのタックルで負傷することはなく、ベネズエラ戦ではプレーを続行してフル出場。現地時間5日に行われる宿敵ブラジル代表との大一番にも出場可能と見込まれている。
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