【写真:Getty Images】
バルセロナからトルコのベシクタシュへの移籍が決定したボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表MFミラレム・ピャニッチが、ロナルド・クーマン監督への痛烈な批判を繰り出した。スペイン紙『マルカ』が3日付でインタビューを伝えている。
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ピャニッチは昨年夏にMFアルトゥールとのトレードの形でユベントスからバルセロナに加入したが、期待されたような活躍はできず。シーズン後半戦にはほとんど出場機会も得られず、構想外の状態となっていた。
今年夏には古巣ユベントスへの復帰に向けた動きが報じられていたが、合意には至らず夏の移籍市場が終了。まだ市場の開いているトルコへ、レンタルの形で移籍することが2日に発表された。
「昨年のような状況を受け入れるわけにはいかなかった。僕はサッカー選手であり、いつもプレーすることで幸せになれるんだ。新しいミッションを開始できることにモチベーションを高めている」とピャニッチは語り、新天地の決定を喜んでいる。
一方で、クーマン監督は出場機会の少ない選手たちに対して「敬意を欠いていた。それが何より深刻なことだった」と批判。監督の決定により他の選手が起用されることは納得できるとしても、「面と向かっての対話がなかった」ことが問題だとしている。
「試合翌日には出場しなかったメンバーが強度の高い練習をするが、監督は一度もそちらを見に来ることはなかった。こんなことは初めてだった。どうすればモチベーションを保ってアピールできるというんだ?」とピャニッチは不満を吐露した。
しかしバルセロナへ移籍したことを後悔はしておらず、「あの監督とうまくいかなかっただけだ」とピャニッチ。レンタル終了後もバルセロナとの契約をあと2年残しているが、今季はベシクタシュでのプレーに集中する姿勢を示している。
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