【写真:Getty Images】
MF香川真司の古巣であるスペインのレアル・サラゴサで起きた予想外の人事が注目されている。スペイン『エル・デスマルケ』が、「ライーの奇妙な出来事」として伝えた。
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同メディアが取り上げているのは、FWライー・ナシメント。ブラジル人の同選手は、EU圏外枠の選手としてサラゴサに選手登録されていた。この影響で、当時の香川はサラゴサでプレーできず、移籍先を探す要因になっている。
レンタル先のイビサで活躍して2020年夏にサラゴサに復帰したライーは、昨年9月にクラブとの契約を2023年まで延長。当時は22歳で、サラゴサは期待を寄せているようだった。
しかし、ほとんど出番がないままシーズン前半戦を終えると、契約延長からわずか5カ月でクラブを去ることに。冬の移籍市場でデポルティボに加わっている。
新天地のデポルティボでは定位置をつかんだものの、クラブは昇格に失敗。すると、デポルティボからライーに対して新たな契約のオファーはなく、そのまま退団となった。現時点でまだ新天地は決まっておらず、所属クラブがない状況が続いている。
サラゴサが「前シーズンの目玉補強として獲得した香川を手放す一因になった未来への賭け」(『エル・デスマルケ』)は大失敗。サラゴサにとっても、選手本人にとっても、1年前にこの状況は想定していなかったはずだ。
【了】