日本代表は2日、カタールワールドカップ・アジア最終予選でオマーン代表と対戦し、0-1で敗れた。この試合中、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)
「アイデアはあまりなさそう」
――本日もよろしくお願いします。最終予選が始まりますが、冨安健洋と守田英正が合流できず、板倉滉も離脱。南野拓実も前日練習に参加せずに先発から外れました。いきなり厳しいやりくりとなりましたね。
「そうですね。冨安と南野はベストメンバーだけど、植田直通と原口元気も期待できます。柴崎岳と遠藤航のコンビは非常にポテンシャルが高いと思います」
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――雨も試合に影響しそうですね。
「そうですね。雨は日本代表の方が助かるかもしれません。スリッピーなピッチでパススピードが速くなれば攻撃はより鋭くなるかも」
――ただ、ピッチを見ているとけっこう雨が溜まってて、ボールが止まりそうですね。
「やばいですね。スリッピーというより溜まってる! でも、これだとオマーンの方も不慣れだと思う。
――オマーンは1ヶ月キャンプをしてきたそうですが、引いて守るだけじゃなく攻撃も仕掛けていますね。
「そうですね。ボールを奪ったらできるだけ早く敵陣に蹴って前からプレッシャーをかけます。でも、アイデアはあまりなさそう。クロスをあげるくらいですね。
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