【写真:Getty Images】
日本代表は2日、カタールワールドカップアジア最終予選でオマーン代表と対戦する。本大会出場権をかけて戦う重要な初戦は、大阪市立吹田サッカースタジアムで行われる。
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オマーン代表は2次予選で6勝2敗という戦績を残し、2位で最終予選進出を決めている。しかし、そこに至るまでの道のりは険しいものだった。
2019年9月に行われたインド代表との初戦が波乱の始まりだった。意表を突くセットプレーで24分に先制したのはインド代表。オマーン代表がビハインドを負ったまま試合は終盤に入ったが、1本のロングパスに抜け出したムンドヒル・アル・アラウィのゴールで追いつく。さらに試合終了間際にアル・アラウィが左サイドから切れ込み、右足のシュートでゴールネットを揺らす。劇的な逆転勝利でオマーン代表は初戦を取っている。
続くアフガニスタン代表戦は3-0で勝利したものの、10月のカタール代表戦で初黒星を喫する。11月のバングラデシュ代表戦は前半をスコアレスで終えたが、後半に4ゴールを挙げて4-1で勝利。インド代表とのホームゲームは1-0で勝利し、対戦成績を4勝1敗とした。
その後は新型コロナウイルスの影響で予選が中断となり、残り3試合は今年6月に集中開催となった。カタール代表には敗れたが、アフガニスタン代表を2-1、バングラデシュ代表を3-0で下し、グループ2位を確保。各グループの2位の間で成績上位5チームに入り、最終予選に駒を進めた。
2019年のアジアカップを制したカタール代表には1度も勝てず、インド代表との2試合も接戦だった。しかし、終わってみればそれ以外の相手との試合は全勝という結果だった。果たして、最終予選ではどのような戦いを見せるのだろうか。
【了】