【写真:Getty Images】
J2の東京ヴェルディは1日、トップチームを率いていた永井秀樹監督が同日付で辞任することが決定したとして発表を行った。
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「2021シーズン、J1昇格を目標にスタート致しましたが現時点におきまして皆様の期待に応えるべく成績を残せていないことに強く責任を感じておりまして、本日をもって辞任させて頂くことになりました。全ては自分の力不足であります」と永井監督はクラブを通してコメントし、成績不振を辞任の理由に挙げている。
現役時代に自身も東京Vでプレーした永井監督は、ユース監督を経て2019年7月にトップチーム監督に就任。2019シーズンを13位、2020シーズンを12位の成績で終え、今季は第27節を終えた時点で11位に位置している。
永井監督については、選手に対してパワーハラスメントを行っていた疑いがあり、東京Vのフロントがその件に対して積極的な調査を行っていないと一部で報じられていた。クラブは8月30日に公式声明を出し、コンプライアンス委員会を立ち上げて調査中であるとして、パワハラ疑惑の「隠蔽」を行ったとされる報道内容については全面的に否定していた。
中村考昭代表取締役は、永井監督の辞任を受け、コンプライアンス委員会の調査については「辞任以降も同委員会の調査活動には積極的にご協力頂けるよう要請し、永井氏からも全面的なご協力及び真摯なご対応を頂ける旨、受け賜わっております」と説明。引き続き調査を行うことを明らかにしている。
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