【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、注目されていたレアル・マドリードへの移籍がこの夏には実現しなかった。だが来季こそマドリーへ移ることになる可能性は高いと予想されている。
移籍市場の最終日となった8月31日を迎えた時点で、マドリーはムバッペ獲得に向けてすでに2度のオファーを出しながらもPSGに断られたと報じられていた。それでも最後まで獲得を諦めずに交渉を試みていたようだ。
スペイン『カデナ・セール』などが伝えたところによれば、マドリーは最終的に3度目のオファーとして2億ユーロ(約260億円)という破格の移籍金を提示したという。だがPSGはこのオファーに対しても断りを入れたとされている。
移籍期間の終了により、ムバッペは今後もPSGでプレーを続行することが確定。リオネル・メッシやネイマールとの超強力FW陣共演が本格的に実現することになりそうだ。
しかし今季終了後に満了するPSGとの契約を延長していないムバッペは、このまま行けば来年夏にフリーで移籍することが既定路線だと考えられる。マドリーはムバッペとの契約合意が可能となる来年1月になり次第すぐに獲得に動く可能性が高いと予想されている。
来夏のマドリー移籍に向けたムバッペ本人の意思も固いようで、PSGからの契約延長を拒否し続けているようだ。仏紙『パリジャン』によれば、メッシをも上回る手取り年俸4500万ユーロ(約58億7000万円)での2年契約というオファーを提示されながらも断ったという。
【了】